- ジムニー社外アイテムをボディー色に塗装するために必要なアイテム
- ボディー同色に塗装するため最適な下地作りの方法
別の記事でレトロなジムニーにするために、カーメイト製のダミーヒンジを購入したことをご紹介しました。
今回は、このダミーヒンジを塗装していこうと思います!ただ、
このパーツはボディ同色で塗装したい!という奥さんのお願いを受け、僕はボディカラーに塗装する前提でしたので、
- チッピング塗装を落としてから、
- ボディ同色塗装をして、
- 最後の表面処理をする流れまでに
必要なものを購入し下記の流れで塗装してみました。(※あくまでも僕の塗装方法なので、塗装する場合は自身で調べて塗装してみてください)
塗装の流れは、まとめると次の5工程です。
- 耐水ペーパーでチッピング塗装落とし
- プラサフで下地作り
- シリコンオフで表面の油膜落とし
- 純正色で塗装
- クリアーで仕上げ
塗装するはカーメイトさんのダミーヒンジ
ジムニーのヒンジと言えば、カーメイトから発売されているダミードアヒンジをではないでしょか?
新型ジムニーにはボディーにドアヒンジはついてませんが、カーメイトさんから発売されているダミーヒンジは、
- 手軽に取り付けが出来てドレスアップ効果もあるので、
- ジムニー/ジムニーシエラ共に付けてる方、気になるかたが多い人気のパーツです。
今回はこのパーツをボディー同色に塗装していこうと思います。
塗装に使った必須アイテムは5種類
自分で塗装するには必須のアイテムをご紹介します。この5つがないとキレイに塗装するのは難しいと思います!
塗装が便利になるアイテム
必須道具とは別に、あったらより塗装が便利になるアイテムをご紹介します!
サンドペーパーブロック
これは、平面を崩さずやすりがけするのをサポートしてくれるアイテムです。
スポンジヤスリ
その名の通り、スポンジの表面が耐水ペーパーのようにやすりがけできる面になっています。
耐水ペーパーだけでは難しい、曲面のヤスリがけを得意としています。
パーツの塗装
ここからは実際に、パーツの塗装方法についてご紹介致します!
①耐水ペーパーでチッピング塗装落とし
まずは耐水ペーパーで表面のチッピング塗装を落としていきます。
水で濡らしながらペーパー掛けする事で、目詰まりせず作業がはかどります。耐水でない紙ヤスリだと濡らして使うとすぐボロボロになります。
サンドペーパーブロックがあれば角を崩さず平に削ることが可能です!
また、カーメイトさんのダミーヒンジには曲面のあるので、スポンジやすりがあるとより効率的にチッピング塗装を落とすことができます。
「400番→800番→1200番→1600番→2000番」の順にやすりがけをして表面を滑らかにしていきます。
②プラサフで下地作り
次にプラサフをダミーヒンジに吹き付けて塗装前の下地を作っていきます。
プラサフとはプライマーとサフェーサーを合わせたプライマーサフェーサーという下地塗料の略称を商品名にしたものです。
- プライマー:塗装の下地に膜を張って、上塗り塗料の密着性を向上させるものです。防錆効果も期待できます。
- サフェーサー:細かな凹みやヤスリ痕を埋める事ができます。パテ部分の塗装の吸い込みも抑制する事ができます。
まとめると、プラサフは上塗りとの密着性を良くし、下地の表面を滑らかにするものだということになります。
ちなみに、シフォンアイボリーメタリックならプラサフカラーはグレーがおすすめです!プラサフには、主にホワイトやグレーがありますが、この色選びが塗装後の色合いに大きく影響します。
試しに、プラサフをホワイトとグレートで塗装してみました。
純正色であるシフォンアイボリーメタリックは明るい色なので、プラサフがホワイトの方が発色が良くなると思ったのですが、逆に明るくなりすぎてボディー色とはかけ離れてしまいました…
プラサフはグレーの方がよりボディー色に近づく事が分かりました!
③シリコンオフで表面の油膜落とし
塗装前の樹脂パーツなどに付着している油分は塗装の天敵なので、しっかり吹き付けてキッチンペーパーなどで拭き取ります。5~10分もあれば完全に乾燥もできます。
④純正色で塗装
純正色のスプレーは1,500円〜2,000円台と少し高いですが、ボデイカラーと同色にしたい方は、似た色味の塗料ではなく同じ色の塗料を購入する事を絶対おすすめします。
スズキのシフォンアイボリーメタリックは「ZVG」というカラーコードです。気になる方はネット検索して恐らくネットでないと購入できません。
塗装する時は厚く吹き付けるのでなく、3回程度に分けて薄く塗りつけてください!一度にぬ切りろうとすると、塗料ムラが出やすくなってしまいます…
⑤クリアーで仕上げ
ソリット塗装ならクリアーを吹く必要はありませんが、 メタリックやパールを含むカラーの場合はクリアーは必須です。クリアーを吹くことで、塗装に深みが入り艶を出してくれます。
プラサフを吹いたり、クリアーを吹いたりと手間のかかる工程でしたが、無事に塗装を終え奥さんが満足できる仕上がりとなりました!
プラサフをグレーにしたことで、色合いもボディと全く同じでバッチリでした!
今回、ダミーヒンジはボディ同色に塗装しましたが、もちろん塗装しないで取り付ける事の出来るパーツです!塗装必須ではありませんからね!ボディカラーがブラックやグレーの場合、塗装無しでも問題ないと思います。
まとめ:塗装はあともう少しで完成
プラサフや塗装など、色々と試しながらだったので時間がかかりましたが、ようやく奥さんがお気に召す色合いに仕上げることができたので、急いで残りのダミーヒンジも塗装していこうと思います。
グリルが届いたら、その塗装編も記事にしていきたいと思います!
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