僕は、ジムニーをレトロな印象にするために「KLC フェイスグリルSJ」に交換したので、ご紹介させていただきます。僕は板金屋さんにお願いせず、塗装から取付まで、全部僕がやったので「自分で塗装してみたい!」と考えている方は是非参考にしていただければと思います!
- フェイスグリルSJが気になっている方。
- ジムニーをレトロな印象に変えたいと考えている方。
- フロントグリルを自分で塗装&取付してみたい方
正直、KLCさんのフェイスグリルSJにして本当に良かったです!グリルを変えただけなのに、ジムニーの印象をレトロな印象にする事が出来ました!ジムニーの印象を変えたい、と考えている方に非常におすすめです!
KLC「フェイスグリルSJ」
今回のフロントグリル交換は、僕の人生初のグリル交換になりました。交換したのは、KLCさんのFACE GRILLE SJ(フェイスグリルSJ)です。
SJ10型を可能な限り忠実にJB64に似合うようにデザインされたフロントグリルです。SJ10に近づけるためには絶対に必要なパーツです!
- ダクト裏のアルミメッシュ、
- SUZUKIのブラックステッカー、
- ウインカー下の白リフレクターも同梱されています。
さらに、このグリルは、連なる細い縦ホールがレトロな印象で、丸いヘッドライトの横には、SJ10ジムニーを彷彿とさせる2連ライトがあります。
SJ10型を可能な限り忠実に再現しただけあって、このグリルだけでSJ10に大きく近づけることができるカスタムパーツになっています。レトロな印象が強くなって本当にかっこ良いです・・・。
このフロントグリルは、未塗装Verと塗装済Verどちらか好きな方を選ぶ事ができますが、塗装代だけで、2万円近くかかる事がわかったので、塗装は自分でやってみることにしました。
塗装済みの商品もありますので、「塗装が面倒!」と言う方は是非こちらをご検討ください!
また、グリルの取り付け方は純正グリルと同じ仕様に設計されているので、取り替え作業も比較的容易になっています。
フェイスグリルSJをボディー色塗装
フェイイスグリルSJが梱包されれている箱を開けると、上の写真の様にグリルが入っています(写真は既にグレーのサフを吹いていますが、未塗装状態は真っ白です)。さらに箱の中には、
- 虫などがエンジン内に侵入するのを防止するためのネットと、
- 反射板2つが入っています。
また、グリルの裏を返すと、ネットを固定するための針金がグリルの周りに取り付けられています(下写真では、純正色にならないようにマスキングしています)
フェイスグリルSJの塗装手順は次の通りでやってみました。
未塗装パーツを純正色に塗装する方法をもっと知りたい方はこちらも参考にしてみて下さい!ここでも簡単ですが、塗装の方法をご紹介いたします!
手順① ペーパーヤスリで表面を均す
まずはペーパーヤスリでグリル表面の小さな凸凹などを均等な面にして行きます。「400番→800番→1200番→1600番→2000番」の順にヤスリがけをして表面を滑らかにします。
また、フェイスグリルSJには曲面が沢山のあるので、スポンジヤスリがあるとより効率的にグリル表面を滑らかに削っていくことができます。
あまり力を入れて削ってしまうと、グリルがFRP製なので割れてまったり、その部分だけ極端に削れて修正しようがなかったりする可能性があるので、全体感をみながら削っていって下さい!
手順② シリコンオフで表面の油膜落とし
ヤスリ掛けしている時は、グリルに直接触れる事が多く、沢山の皮脂が付着してしまうので、塗装前シリコンオフでしっかり吹き付けてキッチンペーパーなどで拭き取ります。5~10分もあれば完全に乾燥もできます。
手順③ グレーのプラサフで下地作り
続いて、グレーのプラサフを吹いて塗料との密着性を良くし、下地の表面をさらに滑らかにして行きます。
手順④ 疵や凹みがないが確認
プラサフを吹くと、疵や凹みが浮き出てわかりやすくなります。疵や凹みをそのままにしておくと、塗装時に塗装ムラができてしまったりするので、純正色を塗装する前に修正しておきます。
手順⑤ 純正色で塗装
疵や凹みの修正が完了したら、いよいよ純正色でフロントグリルを塗装して行きます。
塗料は色々と試してみましたが、シフォンアイボリーメタリックに塗装したい場合は、KH企画の塗料が1番純正色に近いと思います!
20~30cmくらいグリルから離して、一箇所に集中して吹かないよう注意しながら、スプレーして行きます。1回で塗装し切らず、2回3回と何度も塗り重ねていくのが綺麗に塗装していくコツだと思います!
KH企画のスプレーは1本では足りなかったので、結局2本購入し塗装しました。実際に使ったのは大体1.5本分くらいです。
グリル塗装の合間に、付属のネットも塗装して行きます。
こちらは、純正色のシフォンアイボリーメタリックを目立たせるためにマットブラックで塗装しました。ネットには、プラサフを吹かず、ミッチャクロンを吹いた後にマットブラックで塗装しています。
手順⑥ クリアーを吹いて塗装完了
ようやく、塗装の最終行程です!クリアーを吹いていきます。クリアーには、塗料の保護や表面をテカテカにしてボディー色により近づける効果があります。
クリアーも1回で吹き切るのではなく、2回3回と薄く吹き付けて、少しずつ表面をテカテカにして行きます。
乾燥させたら、最後に付属の「SUZUKI」水転写デカールと反射板を貼り付けたら完成です。
フェイスグリルSJを取り付け
手順① 純正フロントグリルを外す
まずは、純正フロントグリルを外す作業から始まります。フロントグリルの外し方については、下の記事をご参考になって下さい!
最初は15分くらいかかりましたが、慣れれば5分くらいで取り外す事ができます!
手順② 純正フロントグリルのステーとクリップを移植する
フェイスグリルSJを取り付ける前に、純正グリルに付いていたステーとクリップを移植します。ステーは上写真の僕が指で摘んでいる部品です。クリップは写真真ん中の白っぽい部品のことです。
純正グリルにはクリップが計13個付いていますが、フェイスグリルSJには4個しか使いません。また、写真の様にクリップをコの字の様になっている部分からはめ込んでいくんですが、部分によってはクリップがはめ込みにくい状態になっています。
そのため、はめ込み具合を確認しながらヤスリで少しずつ削り、クリップが入る隙間になるまで調整してください。。
手順③ フェイスグリルSJにライトをネジで固定
純正グリルのステーと、4つのクリップに移植した後は、ウインカーライトをネジでフェイスグリルSJに取り付けていきます。ネジは、純正グリルとウインカーライトを固定していたネジを流用して下さい。
取り付け方は、純正グリルからウインカーライトを取り外す時の逆順処理でOKです。
手順④ フェイスグリルSJをボディーに固定する
ウインカーライトを取り付けた後は、ボディーにフェイスグリルSJを取り付けていきます。まずは4つのクリップをボディーにはめ込んでいきます。
その後は、フェイスグリルSJに付属のボルトで、グリルの両サイドを固定します。
固定できれば、フェイスグリルSJの取付完了です!少々ボルトが取り付けに少々苦労しましたが、それ以外は比較的スムーズに取り付ける事ができました。
まとめ:フェイスグリルSJでレトロ感倍増
KLCさんのコンセプト通り、このパーツ1つで大きくジムニーをレトロな印象に出来て非常に満足しています。
ウインカー下の白リフレクターがグリルに追加されて、ジムニーがより可愛らしく見えます。「SUZUKI」の文字も黒色転写デカールを貼ることで、昔のジムニー感が強調されています!
また、フィッティングも問題なく、位置調整に苦労する…と言ったことはありませんでした。
今回は自分でフロントグリルを塗装してみました。近くで、みるとやはり素人板金感を否めないんですが、遠目で見れば色合いもボディー色にマッチしていて良い感じだと思います!また時間ができた時に少しずつダメな部分を修正していこうと思います。
以上、KLC「フェイスグリルSJ」のご紹介でした。グリル交換を検討している方に、この記事が少しでも参考になると幸いです!
本記事で紹介したフロントグリル
本記事でご紹介したフロントグリルを今一度ご紹介します。
塗装済みの商品もありますので、「塗装が面倒!」と言う方は是非こちらをご検討ください!
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