C.L.LINKの「スロコン」について
スロットルコントローラー(スロコン)とは、電子スロットル車のアクセル開度に対するスロットル開度比率を制御し、エンジン性能を有効に引き出す事ができるカスタムパーツです。
スロコンは、アクセルレスポンスの向上、トルクアップフィーリングの改善を実現するコントローラーになります。
次からは、C.L.LINKさんのスロコンの特徴をご紹介していきます!
① 自分に合う走行モードを5つの中から選択できる
C.L.LINKさんのスロコンは、5つのモードから好きなモードを選択できます。
- POWER+モード(よりスロットルを開く、強烈な加速をするモード)
- SPORTSモード(アクセル踏み始めから全開まで向上させるモード)
- ECOモード(燃費を優先し、よりスロットルを開きにくくしたモード)
- AUTOモード(最適な制御MAPを自動選択するモード)
- NOMALモード(スロコン不使用モード)
C.L.LINKさんのスロコンは、1つで5つのモードを選択できる多機能なスロコンになっています。
その時の気分や、路面状況に応じて好きなモードを選択できるのが非常に便利です。
更に、パワー特性もノーマル電子スロットル車と比較し、アクセル開度に対するスロットル開度が明らかに大きくなっています!
② 走行モード毎により細かくスロットル開度調整が出来る
C.L.LINKさんのスロコンは、走行モード毎に細かくスロットル開度調整する事ができます。
街乗りに最適なAUTOモードで4種類、より大きなスロットル開度をもたらすSPORTSモードでる7種類のモードを選択可能です!(数字が大きいほどスロットル開度が大きくなります)
③ 直感操作ができる「アクセルスイッチ」搭載!
新開発のアクセルスイッチ回路により、
- 簡単なアクセル操作だけで、
- スロコンOFF状態からスロコンON(スタートモード)スタートモードと、
- パワープラスモード(強烈加速)の切り替えが可能になります。
アクセルの操作だけでモード切替が可能となり、ハンドルから手を離さず、更に視点の移動を必要とせずドライビングに集中出来ます!
④ 見やすい有機ELディスプレイ搭載
このスロコンは、有機ELディスプレイ搭載しており、認識性が向上しているのに加え、アクセル開度を直感的に把握できる無段階バー表示機能も搭載しています!
また、モニター右側面の3WAYスイッチでモードの切替、パワープラスモードのON/OFF、設定の変更などが簡単に行えます。
⑤ シエクルさんとのコラボレーション商品
C.L.LINKさんのスロコンは、電子デバイス製品を得意とするシエクルさんとのコラボレーション商品です!
シエクルさんは、2004年に世界初の電子スロットルコントローラーを発売して以降、より優れたアクセルレスポンスを実現しているメーカーです!
C.L.LINKさんのスロコンは、非常に人気商品ですぐ売り切れてしまいます…再販されるまで待つのも1つの手ですが、どうしてもスロコンが今すぐ欲しい!という方は、シエクルさんのスロコンも是非参考になさって下さい!
C.L.LINKのスロコンを取り付け
ここからは、ジムニーにスロコンを取り付けていくまでの流れをご紹介します!
結論、
- 配線が多く、自分で取り付けられるか不安でしたが、
- どこに、何の配線を接続すれば良いのか分かりやすい仕様になっているので、
- 30分程度で、比較的簡単に取り付ける事ができました!
他社さんのスロコンをしっかり確認したことがないので、比較は出来ませんが、C.L.LINKさんのスロコンは配線によって受け口の形状がそれぞれ異なるので、どこに何を接続したら良いか迷う事がありません!
電装系のカスタムなんてした事ないよ…という方も次にご紹介する取り付けの流れを参考になさって下さい!
①内容物の確認
スロコンが入っている箱を開封すると、スロコン本体や操作端末、接続ケーブルが入っています。
配線が結構入っているので、電装系カスタムはやっぱ難しい…と諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、C.L.LINKさんのスロコン取り付けは非常に簡単です。
ちなみに、レーダー探知機などでOBDケーブルをまだ使っていない方は、下写真のケーブルと部品は使いませんので、除いてもらって大丈夫です(スロコンの電源をOBD2から接続するため)!
今回僕は、OBDから電源を接続することにしたため、上写真の配線は使わないことにしました。
既にOBDをレーダー探知機などで使ってしまっている、という方はブレーキカプラーなどから電源を接続する事ができます。その場合は、上写真の配線と部品を使用しますので無くさないようにして下さい(このブログでは説明省きますが、説明書に取り付け方が書いてあります)!
②配線をスロコン本体に差し込む
まず初めに、スロコン本体に付属の配線を差し込んでいきます。
計3本の配線を差し込んでいくのですが、配線毎にスロコン本体側の受け口の形が異なるので、差し間違えることがありません(カスタム初心者の事を考えて、非常に親切な設計になっています)!
抜けることがないように、しっかり奥まで差し込んで下さい。
付属の配線を全て差し込むと、下写真のような状態になります。ここでは分かりやすさを重視して、取扱説明書の模式図を載せています。
この図だけで、何をどこに接続したらいいのか非常に分かりやすいですね!
③接続されたカプラーを取り外す
次に、あらかじめ接続されたいたカプラーを取り外します。
この配線は、アクセルセンサーの間に接続するためのものなので、事前にカプラーを取り外しておく必要があります。
上写真のように赤点線で囲まれた部分を押し込みながら、カプラーの両端を反対方向に引っ張ることで、簡単に取り外す事ができます!
④アクセルセンサーのカプラーを取り外す
続いて、ジムニー側のアクセルセンサーのカプラーを取り外します。このカプラーはアクセル開度をスロットル側に伝送するための配線のカプラーです。
赤丸で囲まれているカブラー部分に、少し凹んでいる箇所があります。そこを押し込みながら引っ張ることでアクセルセンサーのカプラーを取り外す事ができます。
⑤スロコンのカプラーをアクセルセンサーのカプラーに接続する
③にて取り外した、スロコン側のカプラーをアクセルセンサーのカプラーに接続します。
スロコン側のカプラーをアクセルセンサー側のどちらに接続すればいいの?と疑問に思われるかもしれません。
ですが、オス端子とメス端子、それぞれ分かれているので、どちらに刺せばいいか迷うことはありません!(カプラーがハマる方に接続する)
⑥スロコンの電源配線をOBDコネクターに接続する
続いて、スロコンの電源配線をOBDコネクターに接続していきます。
上写真にある、手で掴んでいるOBD配線をボンネットレバーの右隣にあるOBDコネクターへ接続します。
OBDコネクターには向きがあるので、カプラー側の向きを確認してからコネクターへ接続して下さい!
⑦コントローラーに配線を接続する
スロコン本体から伸びている配線1本を操作端末に接続します。
操作端末側には蓋があるので、それを外してから配線を接続します。中途半端に接続される事がないよう、しっかりとはめ込みましょう!
⑧一旦エンジンをかけて、スロコンが動作するか確認
ここまでくれば、もう取り付けは終わったも同然です!
スロコンをジムニーに固定する前に、エンジンをかけて、スロコンにきちんと電源が入っているのかを確認します。
エンジンをかけて、きちんと電源がOBDから得られているなら、上写真のような画面が出力されるはずです!
画面に何も表示されていないなら、OBDコネクターへの接続が悪い可能性があるので、今一度、接続具合を確認して下さい!
⑨付属の結束バンドで余分な配線をまとめる
余分な配線を付属の結束バンドでまとめていきます。
ジムニーには、アクセル向かって右側に樹脂製のポケットの様な空間があります。
スロコン本体は、そのポケットにスッポリとハマる厚さになっているので、結束バンドでまとめた余分な配線と一緒にポケットにしまってしまえば、運転中に邪魔になることもありません!
⑩付属のL字型ステーと両面テープで固定すれば取り付け完了!
最後に付属のL字型ステート、両面テープでコントローラーを固定すれば、スロコンの取り付けが全て完了です!
スロコン本体をどこに取り付けるのかは、配線の長さにも余裕があるので、ジムニーオーナーである皆様の好みにお任せしようと思います!
僕は運転席側エアコンの手前、丁度出っ張った部分がありましたので、そこに両面テープで固定して取り付けました!!
ここまでで、スロコンの取り付け完了です!
- 配線が多く、自分で取り付けられるか不安でしたが、
- どこに、何の配線を接続すれば良いのか分かりやすい仕様になっているので、
- 30分程度で、比較的簡単に取り付ける事ができました!
ちなみに、C.L.LINKさんからもスロコンの取り付け方法について、動画をアップされているので、是非こちらも参考になさって下さい!
スロコンの初期設定
スロコンは使う前に初期設定をする必要があります。
何か「初期設定」と聞くと、ややこしい作業を連想してしまいますが、C.L.LINKさんのスロコンの初期設定は次の3ステップで簡単に出来ます!
- コントローラーの右側面にあるスイッチを下方向に押しながらイグニッションキーオンあるいは、エンジンスタート。
- コントローラーに初期設定画面が表示されたら、スイッチ操作を止めて、
- 15秒以内に、アクセル全閉(アクセルを踏まない)から、アクセル全開(アクセルベタ踏み)を2回以上繰り返す。
これで、初期設定は完了です!
ちなみに、右側面のスイッチとは、下図が一番分かりやすいと思います。
イグニッションキーオンあるいは、エンジンスタートすると、
この様な画面が出力されるので、15秒以内に、アクセル全閉(アクセルを踏まない)から、アクセル全開(アクセルベタ踏み)を2回以上繰り返せば、初期設定完了です!
試乗レポート
早速スロコンをスポーツモードにして、街中をドライブしてきましたが、ジムニー加速性能が明らかに高まっていることを実感しました!
- 今までは、アクセルを踏み込んで少し間を置いてからゆっくりと加速してく様なフィーリングで、
- 所謂、もっさりとした加速感でしたが…
- スロコンを導入したことで、アクセルを踏み始めた瞬間からジムニーが加速し始め、あっという間に狙いの速度まで達してしまいました!!
スロコンがあると無いとでジムニーの加速性能は別次元のものになります。
- スロコンはあくまでも、ジムニーの加速過渡特性(スロットルが開くまでの制御)を改善するもので、
- 絶対的な馬力をUPさせるものではありませんが、
- ジムニーが非常に速い車に様変わりしたように感じます。
特にPOWER+モード時の加速は驚愕するほどです。初めてPOWER+モードにした時、驚いて思わず車内で叫んでしまいました…笑
C.L.LINKさんのスロコンは3万円程度と少し高いと思われるかもしれませんが、ジムニーの高い加速性能を得られるなら、個人的にコスパの良いカスタムパーツだと思います。すぐ売り切れてしまう理由も頷けます。
サブコンと併用してより高い加速感を!
僕は、スロコンを導入する前に、同じC.L.LINKさんのサブコンを導入しています。ノーマルのジムニーからやく8馬力程パワーUPしてくれるパーツで、こちらも効果を体感できるコスパの良いパーツです。
このサブコンとスロコンを併用することで、スロコンの高い加速性能をより高いものにする事ができます!
サブコンも非常に簡単に取り付けることができますので、スロコンに比べて、品切れになることはありませんので、まずサブコンから導入することをおすすめします!
まとめ:ジムニーの加速感の悪さはスロコンで解消
今回は、ジムニーの加速性能を簡単にUPする事ができるC.L.LINLさんのスロコンをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
電装系のカスタムをした事がない方でも、簡単に(30分位で)取り付けることができますし、その効果もノーマル状態と比較したら絶大です!
特にPOWERモード、POWER+モード時の加速感はびっくりして声が出るほどです。更にサブコンと組み合わせれば、より高い加速性能を得る事ができます!
電子デバイス製品を得意とするシエクルさんとのコラボレーション商品なので、不具合などを気にする事なく、安心してお使いいただけると思います。
C.L.LINKさんのスロコンは、非常に人気商品ですぐ売り切れてしまいます…再販されるまで待つのも1つの手ですが、どうしてもスロコンが今すぐ欲しい!という方は、シエクルさんのスロコンも是非参考になさって下さい!
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