ジムニーの内装は、運転席周り(ハンドルやコンソール、Bピラー等)はブラックなのに、Aピラーやサンバイザー等々はホワイトになっていて、統一感がないんですよね…。
なので、ジムニーの内装により統一感を持たせるために、Aピラー、サンバイザー、ルームランプカバー、ルームミラーカバーをブラックに塗装しました!
「ジムニーの内装が地味でいまいちだな…」と考えている方に是非参考にしていただければと思います!
- 車内の雰囲気を変えたい方
- 内装をブラック化して、キリッとした印象にしたい方
- Aピラーの色味に満足できていない方
に特に読んでいただきたいです。そうでない方も、参考程度に読んで頂ければ嬉しいです!
ジムニー純正状態の内装
こちらが純正状態のジムニーの内装です。決して悪くは無いんですが、少し地味な印象です。
ハンドルやセンターコンソールはブラックに塗装されていますが、Aピラー、サンバイザー、ルームランプカバー等、天井のホワイト色と同化していて、はっきりしていないのも地味な印象の原因かもしれません…。
そこで、ジムニーの内装をより格好良くするために、Aピラー、サンバイザー、ルームランプカバー、ルームミラーカバーをブラックに塗装することにしました!
この記事では、Aピラー、サンバイザー、ルームランプカバー、ルームミラーカバーをそれぞれブラックに塗装する方法をご紹介致します!
塗装に使用する道具
まずは、塗装前の油分を落とす「シリコーンリムーバー」、塗料の密着力を上げる「ミッチャクロン」、そして耐熱性や防腐性に優れていて、表面をザラザラ質感に仕上げてくれる「ラバーチッピングブラック」。そして、紫外線に強い「高耐久ラッカースプレー(マットブラック)」を使用しました!
ラバーチッピングブラックは、Aピラーとルームミラーカバー、ルームランプカバーに、抗体キュラッカースプレー(マットブラック)はサンバイザーの塗装に使用しました。
Holts「シリコーンリムーバー」
塗装前の油分や汚れの脱脂に「シリコーンリムーバー」は必須です。パーツに付着している油分は塗装の天敵になりますので、塗装前の脱脂処理は念入りに行って下さい!
油分をしっかり除去しておかないと、塗装が浮いてきたりなど、仕上がりが悪くなったり、密着性が下がるので塗装が剥がれやすくなってしまいます。塗装前に脱脂は必須です!
塗料と被塗物の密着力を上げるプライマー「ミッチャクロン 」
ミッチャクロンは、幅広い素材に使えるマルチプライマーです。ヤスリ掛けなどの面倒な下処理をすることなく、塗料の密着性を高めてくれます。
塗料を塗装する前に、1, 2回程度吹き付けて乾燥させておけば、簡単に下地が完成します!
イチネンケミカルズ「ラバーチッピングブラック」
ミッチャクロンを吹き付け乾燥させた後、Aピラーとルームミラーカバー、ルームランプカバーにラバーチッピングブラックを吹き付けていきます。
1回で塗り切ろうとせずに、2, 3回に分けて重ね塗り重ねていく方がキレイに仕上がります!
アサヒペン「高耐久ラッカースプレー」
サンバイザーには、アサヒペンさんの「高耐久ラッカースプレー」を使用しました。こちらもラバーチッピングブラックと同様に2, 3回に分けて重ね塗り重ねていきましょう!
ルームランプカバー&ルームミラーカバーの塗装
ここでは、まずルームランプカバーとルームミラーカバーの塗装についてご紹介致します!
ルームランプカバーの外し方
まずルームランプカバーを内張剥がしを使って、取り外していくとこから始めます!
- まず隙間に内張剥がしを差し込んで、
- 矢印で示しているバネ部品を押し込みながら、ルームランプカバーを下側に引っ張る
と簡単に外す事ができます。
ルームランプカバーを外すと、上写真のように、コネクターが刺さっているので、こちらも外します。
これで、ルームランプカバーの取り外しは完了です!
ルームミラーカバーの外し方
次に、ルームミラーカバーの取り外しについてです。
こちらも、ルームランプカバーと同じように内張剥がしを隙間に差し込んで取り外していきます。
- まず隙間に内張剥がしを差し込んで、
- 矢印で示しているバネ部品を押し込みながら、ルームミラーカバーを下側に引っ張る
だけで、簡単に取り外す事ができます。
こちらも、ルームランプカバーと同様に裏側にコネクターが刺さっているので、こちらも取り外します!
これで、パーツの取り外しは完了です。
パーツのマスキング
続いてルームミラーカバーとルームランプカバーをマスキングします。上の写真のように、塗装したくない部分をマスキングテープでマスキングします。
パーツの塗装
マスキングして、ミッチャクロンを拭き終えたら、いよいよ塗装していきます!
ルームミラーカバーとルームランプカバーはチッピングブラックで塗装します。塗装のコツは、一度で塗り切ろうとするのではなく、何回かに分けてスプレーで吹き付けていくとキレイに仕上げる事ができます。
3回に分けて塗装した結果がこちらです!チップングブラックにしたこともあり、非常に無骨で格好良い印象に仕上がっています!!
後は逆順処理でジムニーに取り付ければ完了です!塗装前に比べて、引き締まっており、非常に格好良いです!
ただ、ルームミラーが塗装できなかったのが非常に残念です…。ルームミラーはネジ2本で固定されているのですが、固くて取り外すことが出来ませんでした…。
なので、ルームミラーについては、社外品のカバーを取り付けてブラックにしようと思います!
Aピラーの塗装
Aピラーの外し方
塗装を始める前に、まずはAピラーを外します。Aピラーの上部の隙間に内張剥がしを差し込みながら外していきます。
- 内張剥がしをAピラーの上部に差し込んで手前に引けば、
簡単にピラーを取り外すことが可能です。
Aピラーの塗装
Aピラーは特にマスキングもせずに、ミッチャクロンを吹いた後に、ラバーチッピングスプレーで塗装していきます。Aピラーも一度で塗り切ろうとするのではなく、何回かに分けてスプレーで吹き付けていくとキレイに仕上げる事ができます!
複数回に分けて塗装して乾燥、その後取り付けたのが上の写真になります。チッピングブラックに塗装したことで、運転席周りの雰囲気と非常にマッチしています!
元々ブラックに塗装されているBピラーとも色合いが揃って、統一感も増し、個人的には非常に満足しています!
サンバイザーの塗装
サンバイザーの外し方
サンバイザーは、運転席と助手席どちらともネジ1本で固定されているだけなので、ドライバーがあれば簡単に取り外す事ができます。
サンバーザーをネジで固定していない側のフックは、時計周りに少し回して、下方向に引っ張ると簡単に取り外す事ができます。
またこのフックは、左右対称のパーツの様なので、塗装前にどっちが運転席側のフックなのか、を識別できるようにしておく必要はないみたいです(実際、助手席側のを運転席側につけてみても特に問題ありませんでした!)
サンバイザーのマスキング
僕は、ミラーやエアバッグ警告ステッカーが塗料で隠れてしまう事が嫌だったので、上写真のようにマスキングしています。
ステッカーのマスキングについては、まずマスキングテープをステッカーの上から貼り付けていき、カッターナイフを使って余分なマスキングテープ部分を除去しました。あまり力を入れすぎると、布地も切れてしまうので注意して下さい!
サンバイザーの塗装
他のパーツと同様に、脱脂→ミッチャクロン(2回)→高耐久ラッカースプレー(3回)と順を踏んで塗装したサンバイザーが上写真です!
元のホワイト?ベージュ?のような明るい色から、マットブラックになったことで、非常に印象が引き締まりました!
個人的に好印象だったのが、エアーバッグ警告ステッカーです!黒地にステッカーが映えて、格好良いステッカーを新しく貼り付けたかのようです!!
塗装後、取り付けたのが上の写真になります。樹脂パーツではないので、うまく塗装ができるのが正直不安でしたが、目立った塗装ムラもなく、キレイに仕上げる事ができました!
まとめ:ブラック塗装で車内の印象がキリッと変わる
今回は、Aピラー、サンバイザー、ルームランプカバー、ルームミラーカバーの4つを一気にブラックに塗装した事で、車内が非常に良い感じに引き締まり、キリッとした印象になりました!
どのパーツの塗装についても、複数回に分けて塗装することで、塗料のムラ等なくキレイに仕上げる事ができました。スプレー缶は、それぞれ1本ずつあれば問題なく塗装できます!
ジムニーの内装塗装は、既にしている方も多いと思いますが、多くの方がやる意味がわかりました。一気に全て塗装せず1つ塗装するだけでも、印象が大きく変わる、非常にコスパの良いカスタムです!
これから、ジムニーをプチカスタムしてみたいと考えている方の参考に少しでもなれば、これほど嬉しいことはありません!
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